ジュエリーデザインの完成度を高めるもの…それがデジタルジュエリーです。

手作りの技術をデジタル化することでこれまで時間を要していた工程を短縮し、
より創造的な作業に力を注ぐことができ、職人さんの可能性が広がることでしょう。
また、フリーランスのデザイナーがインハウスデザイナーと同等レベルの
製作環境を持つことができ、職人もデザイナーも最低限身に着けるべき必須スキルなのです。
今日では、デジタルツールは単なる道具としての枠を越え、新たな発想を刺激する装置に成り得ようとしています。


しかしどんなに便利なデジタルツールを使っても最後には人の力が欠かせません。機械には生産性や再現性を任せ、人間には人間にしか出来ないことに時間を注ぐことが大切なのです。


   


彫金教室アトリエアークでは
3DCADモデリングソフト「Rhinoceros」を彫金の道具の一つとして捉えています。
上記画像のリング3点はRhinocerosでモデリングし、Flamingoでレンダリングしました。
これはただの「絵に描いた餅」ではなくRP(ラピッドプロトタイピング)造型機に入力すれば実物として作り出すことができます。

    


Rhinocerosを活用すれば、企業の中での仕事は勿論、個人でデザインされている方にも大いに助けになると思います。
しかしジュエリー業界内での情報はまだまだ充分とは言えない状態です。
興味を持たれた方は「Rhinoceros」や「ラピッドプロトタイピング」をキーワードに検索してみて下さい。


まずは、Rhinocerosの日本語のページのダウンロードページから
Rhinoceros.4.0評価版日本語を手に入れましょう。
他にも セミナー・トレーニングのタグメニューから、「ビギナーのための曲面モデリングセミナー」において、CAD上に於ける線・面・立体物の考え方がわかりやすく説明されていますのでぜひ一読をお勧めします。